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対人関係療法とは

お薬を使わない治療法

対人関係療法は、お薬を使わない治療法(精神療法・カウンセリング)のひとつです。

対人関係療法では面接を通して治療を進めていきます。

大雑把に言うと、

  • お薬は体の症状(不眠や食欲低下など)に早めに効果があり
  • 対人関係療法は気持ち面・精神面の症状にゆっくり効果が出る

ものです。

当クリニックではお薬を処方しておりませんが、お薬との併用も可能です。

 

対人関係療法の効果

対人関係療法は、これらの病気に対して科学的に治療効果が認められています。(研究などで科学的に治療効果が認められているものを、エビデンスベイスドといいます)

  • うつ病
  • 不安障害
  • 神経症
  • 摂食障害
  • PTSD
  • 夫婦カウンセリング

もともとはうつ病に対してのカウンセリング(精神療法)として開発された治療法ですが、さまざま適応は広がってきています。

 

病気の基準は満たさない方には

対人関係カウンセリングという対人関係療法の簡易版の(一回の時間が短く、回数も短い)ものが適応となります。

 

期間限定・短期の治療法

対人関係療法では、一回約50分のセッションを12~16回行います。期間限定の治療であることが大きな特徴です。1クール約3~4か月で終了します。

病状によっては1クールで終了しない方もいらっしゃいます。また、終了後でも希望される方は、フォローアップの形で一か月に一回程度で継続して受けていただくこともあります。

 

うつ病の研究から生まれた治療法

対人関係療法は、うつ病のさまざまな調査研究の結果から、“どのような治療法がうつ病をもっとも有効に治せるのか整理する”という観点で研究されてきたものです。

うつ病の発症前後の問題を研究していくと、対人関係の問題を背景にしてうつ病を発症する人が多いこと、そして、逆にうつ病になることで身近な対人関係にゆがみが生じることがわかってきました。

こうした研究結果から、対人関係に焦点をあてる治療法としてマニュアル化され、その後のさまざまな研究を経て修正されてきました。当院の医師は水島先生の対人関係療法研究会に所属し研修を受けています。

 

コミュニケーションの上達も特徴です

治療終結後は病状が改善するだけではなく自然にコミュニケーションのとり方も上達するため、対人関係療法が終了してからも人間関係のストレスで悩まされることが減り、より楽に生きていけるようになる方が多くいらっしゃいます。

このように、治療終結時点からも引き続き症状の改善がみとめられることも、対人関係療法の特徴となります。

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